EVENT REPORT

Jan 2019

Jリーグの「アジア戦略」からみる、スポーツビジネスの可能性

1993年に開幕したJリーグ。あれから、25年が経ったいまでもJリーグ人気は衰えず、日本を代表するスポーツコンテンツにまで成長を遂げた。そして現在では、国内だけではなく、アジアを中心とした様々な国でビジネス展開をおこなっている。

WAOでは、株式会社Jリーグマーケティングの山下修作さんをお招きして、Jリーグのアジア戦略をヒントに、スポーツビジネスの強みや可能性を考えていくためのイベントを開催した。

“言葉”は“意識”を変え、“意識”は“行動”を変え、“行動”は“結果”を変える

“言葉”は“意識”を変え、“意識”は“行動”を変え、“行動”は“結果”を変える

“言葉”は“意識”を変え、“意識”は“行動”を変え、“行動”は“結果”を変える

大学までサッカーに夢中になっていた山下さん。大学卒業後は大手企業に就職したものの、好きなサッカーに携わっていきたいという想いから、スポーツマーケティングの会社に転職。そこで、Jリーグの業務委託として、ファンサイトの運営やプロモーションなどに携わっていくことになる。

リーマンショックの影響や少子高齢化など、国内の課題が山積し、日本経済の脆さが浮き彫りになった2009年ごろ。山下さんは、「Jリーグも国内市場に頼っているビジネスモデルでは、この先、成り立たないのではないか」と危機感を抱いた。

そして、山下さんは、当時、業務委託の仕事をいただいている企業の社員という立場でいながらも、Jリーグの新たな収益機会を創出するためには「アジア戦略」に力を入れるべきだと提言を続けた。

「難しいことに直面したとき、心掛けていることがあります。それは『“言葉”は“意識”を変え、“意識”は“行動”を変え、“行動”は“結果”を変える』ということです。アジア戦略に力を入れるべきと思った時も、まずは周りの人に話すことから始めました。そうすると、自分にプレッシャーが掛かり、意識が変わり、行動に繋がっていきます」。

その心掛けによって、次第に山下さんの提言は周りからの賛同を集め、2012年、Jリーグは「アジア戦略室」を発足。山下さんはアジア戦略室長としてアジアを中心に活動を広げていくことになる。

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Jリーグの「アジア戦略」からみる、スポーツビジネスの可能性

山下修作

公益社団法人 日本プロサッカーリーグ パートナー事業部部長 兼 国際部部長。北海道大学大学院修了。リクルートで営業、編集、企画、新規事業立ち上げ、ウェブメディアのリニューアル、プロモーション、マーケティング等に携わる。2005年より、Jリーグ公認ファンサイト「J’s GOAL」の運営やJリーグのウェブプロモーション事業に従事。2012年より、Jリーグアジア戦略室室長としてアジアを中心とした国際戦略を展開。2016年よりJリーグ国際部長、本格的にアジア戦略を推進する。2017年4月より株式会社Jリーグマーケティング専務執行役員。国内および海外事業を手掛ける。2019年1月より公益社団法人 日本プロサッカーリーグ。

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