EVENT REPORT

Jan 2019

SDGs目標14 「海の豊かさを守る」を考える

小さくても、自分にできることを行動に移していく

小さくても、自分にできることを行動に移していく

小さくても、自分にできることを行動に移していく

その後、町井さんを含めた登壇者3名でのクロストークが行われた。

日本は海外に比べてSDGsへの意識や取り組みがまだまだ普及していないものの、今後世界中でこうした動きが加速し、スタンダードになっていくことは間違いないと話す町井さん。

その時、古澤さんや呉屋さんの活動は、早くから取り組んできた先駆的な取り組みとして益々注目されることだろう。

しかし本当に大切なことは、SDGsの目標を自分ごととしてとらえ、たとえ小さくても一人一人が、今から自分にできることを行動に移していくということだ。

参加者からは「異なった視点から同じ目標へつながる内容で、SDGsへの取り組み方に制限はないと気づかされた」、「モノづくりの会社に勤める立場として、つくる責任はもちろん、つくったものをどう扱うのか、扱ってもらうのかといった点も考えていかなければいけないと感じた」、「個人に留まらず、トッパンとして何ができるのかを話し合ってみたい」といった感想が聞かれ、イベントは盛況のうちに終了した。


<Jan.2019 鈴木 潤子(WAO事務局)>

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SDGs目標14 「海の豊かさを守る」を考える

古澤 純一郎

海さくら代表・発起人/古沢工業株式会社取締役。
1975年10月6日生まれ。身長178cm、体重96kg。趣味は運動、酒、沖縄旅行、海あそび。
船具屋の長男として生まれ、慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、大手デパートに入社し3年間勤務した後、広告代理店にて5年間マーケティング営業の業務に従事。退社後、古沢工業株式会社に入社し取締役に就任。現在に至る。学生時代は、慶應義塾体育会庭球部(テニス部)に所属し、脳を含む全身が筋肉で構成されていたが、現在は脳は筋肉のまま身体はほぼゼイ肉となる。

NPO法人海さくら
https://umisakura.com/

呉屋 由希乃

ジーエルイー合同会社代表。
琉球大学休学中に東京でイベント会社を起業し中退。その後、結婚を機にニューヨークへ移住、個人バイヤーとしてウェブ販売を経験した後、地元沖縄に戻りアパレルショップを開業。
ある時、日焼け止めがサンゴに害を与えていると知り、観光と環境の問題に取り組むべく8年間経営した店舗を売却。2017年『サンゴに優しい日焼け止め』の製造・販売を開始した。サンゴの美しい沖縄県の離島をはじめ、海外での啓蒙活動や販売にも取り組んでいる。
2017年DBJ女性新ビジネスプランコンペティションファイナリスト
東京都女性ベンチャー成長促進事業 APT Women第1期生

サンゴに優しい日焼け止め
https://www.coralisfriend.com

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