EVENT REPORT

Mar 2017

今のAIと向き合い、未来の可能性を知る

SOMPOホールディングス(株)デジタル戦略部で活躍されるチーフ・データサイエンティストの中林紀彦さんをお招きして、「AI(人口知能)」について基礎知識から、我々は今後AIとどう向き合っていくのかを語っていただいた。

AIは道具にすぎない

AIは道具にすぎない

最近よく耳にする「AI」。スマートフォンやお掃除ロボットなど、私たちの生活のなかでも多くのAIが搭載された商品やサービスが開発され、注目されている。イベントの冒頭、中林さんは、様々な場面で活躍するAIについてわかりやすく説明してくれた。

「『AIとは何者か?』。こういった質問をよく受けますが、料理に例えるとわかりやすいと思います。最近よく聞く、ビッグデータやIoTのデータ自体は料理を作る素材であり、データサイエンティストやAIエンジニアといわれるような人は料理人という理解で良いと思います。そして、AIはそれらの素材を料理人が調理するために使う道具、電子レンジのような少し高度な電子器具です」。

AIと聞くと、なんでもできるような気がしてしまうが、中林さんは成果を求めるための手段であり、道具にすぎないと話す。

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今のAIと向き合い、未来の可能性を知る

中林紀彦

SOMPOホールディングス(株)デジタル戦略部データ戦略統括チーフ・データサイエンティスト
2002年、日本アイ・ビー・エム株式会社入社。データサイエンティストとして顧客のデータ分析を多方面からサポートし企業の抱えるさまざまな課題をデータやデータ分析の観点から解決する。株式会社オプトホールディング データサイエンスラボの副所長を経て2016年より現職。重要な経営資源となった”データ”をグループ横断で最大限に活用するためのデータ戦略を構築し実行する役割を担う。また2014年4月より、筑波大学大学院の客員准教授としてデータサイエンスに関して企業の即戦力となる人材育成にも従事する。


SOMPOホールディングス(http://www.sompo-hd.com/)

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