TOPPAN GENDER TALK Powered by大和シルフィード
~女性サッカーチームと学び・考える~ 女性のヘルスケアとパフォーマンスの最大化
高橋監督はチームでの管理について、こう話す。
「何よりも、普段のコミュニケーション大事です。日々の何気ないやり取りから、体調や気分、当日のパフォーマンスなど、普段と違うことはないか?何かのサインは出ていないか?と、様子を見るようにしています。また、たとえエースが体調不良でも、指導者として、チームが勝つためのシナリオは常に考え、次の手、その次の手を準備していっているので、問題ありません」。
こうした高橋監督の心遣いを、選手側も感謝していると濱本選手は話す。
ヘルスケアの管理によってチーム、企業のパフォーマンスのアップには、適切な理解と、必要な情報を共有できるチーム体制、メンバーの不調をカバーできるチーム管理が重要だと、大和シルフィードの選手や監督、スタッフの皆さんから教えていただく機会となった。
多くの女性からは、自身のヘルスケアやその管理法に関する質問も砂本さんや選手の皆さんに相次ぎ、専門機関との連携や、必要に応じて相談できる機会を積極的に設けることも、より個人や組織の管理や理解を進めることができそうだ。
運営担当でヨガインストラクターの橋本紀代子さんによる、自席でできるヨガのレクチャーもあり、好評のなかイベントは終了した。
<Mar, 2022 新居 未知子(WAO事務局)>
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~女性サッカーチームと学び・考える~ 女性のヘルスケアとパフォーマンスの最大化
大和シルフィード
1998年創立の女性サッカーチーム。
2022年なでしこリーグ2部に参戦。プロリーグ「WEリーグ」参入を目指しプロ化中。2011年W杯優勝メンバーである川澄奈穂美選手や上尾辺めぐみ選手らを輩出。
神奈川県、大和市とともに、フットボール強化と社会課題の解決(ジェンダー、平等、等)の両立を目指した活動を実践している。
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