ユーザーのリアルな反応が創造力を広げてくれる
高萩昭範( 株式会社Moff 代表取締役 )
ウェアラブル・スマートトイ「Moff Band(モフバンド)」をご存じだろうか。
「Moff Band」は、ウェアラブルセンサーを搭載した腕時計型のバンドの動きにアプリが反応し、あらゆる動きを遊びに変えてしまうスマートトイである。
この「Moff Band」を世に送り出したのが、2014年3月、Kickstarterでわずか48時間以内に目標金額の2万ドルを集めスタートした株式会社Moff。現在ではスマートトイの分野を越え、ウェアラブルセンサーから得られるデータを活用した介護予防の分野まで活動を広げている。
Moffの代表取締役社長、高萩昭範(たかはぎ あきのり)さんは、「Moffは、人間がコンピューターに合わせていた世界からコンピューターが人間に合わせる世界へと変えるヒューマン・インターフェースデバイスを創造する企業」を目指していると話す。
PROFILE
高萩昭範(株式会社Moff 代表取締役)
京都大学法学部を卒業後、A.T. カーニーに就職。その後、メルセデス・ベンツ日本および外資系食品メーカーで商品企画を担当。2013年1月に大阪市で開催された『ものアプリハッカソン』への参加をきっかけに、ウエアラブルデバイスの開発を目指してMoffを設立。2014年2月下旬にWebサイトおよびMWC2014にて『Moff』を発表。Kickstarterでは48時間で目標額を達成するなど大きな話題を呼んだ。
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