PROJECTS

May 2017

~デザインシンキングを体験する~
2020年に向けたコミュニケーションを再定義せよ

京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab の特任准教授であるスシ・スズキ氏と長崎陸氏をファシリテーターに迎え、デザインシンキングを体験するプログラムを実施した。

訪日外国人観光客の増加やSNSをはじめとしたコミュニケーションツールの発達によって変化する情報伝達・共有や対人コミュニケーション。こうした背景のなか、「2020年に向けたコミュニケーションを再定義せよ」をミッションに、デザインシンキングを取り入れながら、サービスアイデアとプロトタイプの構築をおこなった。

関連記事:デザインシンキングを学ぶ

Idea_1: 過去の写真を共有するサービス「ふぉけっと」

Idea_1: 過去の写真を共有するサービス「ふぉけっと」

Idea_1: 過去の写真を共有するサービス「ふぉけっと」

●ターゲットユーザー 
・アナログ(紙)写真保有者で、写真のデジタル化をしようと思っている人(シニア層)

●ユーザーインサイトの抽出 
・現在の写真だけでなく、過去の思い出深い写真をシェアして、友達と盛り上がりたい

●サービスアイデア 
・紙の写真をデジタル化する写真アーカイブサービス
・昔と今の写真を自動的に並べて比較できるスマホアプリの提供(昔と今の自分の顔の比較、昔と今の建物や風景の比較など)
・比較した写真を、SNS上のコミュニティで共有し、新しい“写真の閲覧体験”を創る

Idea_2:外国人旅行者と日本語でコミュニケーションが取れる翻訳アプリ「QlocA」

Idea_2:外国人旅行者と日本語でコミュニケーションが取れる翻訳アプリ「QlocA」

●ターゲットユーザー
・訪日外国人旅行者とコミュニケーションを取りたいが、外国語に自信のない日本人
・ガイドブックの情報だけでは満足できない訪日外国人旅行者

●ユーザーインサイトの抽出
・日本人:外国人旅行者と“道案内”以上のコミュニケーションができる自分でありたい
・外国人旅行者:地元の日本人に、もっと気軽にニッチな情報を聞きたい

●サービスアイデア
・旅行者からの外国語の質問と回答を、リアルタイムで翻訳するアプリを提供
・コミュニケーションは一対一で、外国語と日本語を併記してコミュニケーションが取れる

Idea_3:観光地の商店街に明るく柔らかいコミュニケーションを作る「しゃべまる」

Idea_3:観光地の商店街に明るく柔らかいコミュニケーションを作る「しゃべまる」

Idea_3:観光地の商店街に明るく柔らかいコミュニケーションを作る「しゃべまる」

●ターゲットユーザー
・マナーが悪い観光客の対応に困る観光地の商店主(食べ歩き等で商品を汚したりするトラブルなど)

●ユーザーインサイトの抽出
・マナーが悪い観光客に注意したいが、トラブルになるのが怖い
・注意をすると理解してくれる(マナーを注意する張り紙やアナウンスなどに気づいていないだけ)

●サービスアイデア
・商店に設置したビデオカメラの映像から、顧客のマナー違反を画像認識で判別。判別した違反内容に応じた注意メッセージを自動音声で流し、マナー違反を気付かせる
・ビデオカメラやセンサー、マイクなどは、商店で使える提灯などの飾り物の形で提供(色や柄、センサーで伝えるメッセージなどは、カスタマイズが自由)


<May.2017 吉村 祐子(WAO事務局)>

PROJECT

~デザインシンキングを体験する~ 2020年に向けたコミュニケーションを再定義せよ

イメージ1

公募で集まったメンバーが、外部講師のアドバイスを受けながら、デザインシンキング手法を取り入れて、具体的な製品・サービスのアイデアとプロトタイプを生み出すプロジェクト。ワークショップやフィールドワークを経て、「自分達でやってみよう!」という積極的なマインドを持って、ユーザーとの対話や素早いプロトタイプ制作を繰り返しながら、「共感」を得られるビジネスアイデアを創出することに重点を置いている。


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