PROJECTS

May 2017

Photographer + Sharing Economy
ShareGrapher

プロジェクトのきっかけは、「子供とふれあう自然体な写真を撮ってくれる人が身近にいない」というシングルマザーの声からだった。

自身も写真撮影を趣味としているリーダーの原井さん(凸版印刷)は、「個性・世界観を持ったハイアマチュアや若手のフォトグラファーと、自然体な写真を望んでいる利用者をマッチングさせるプラットフォームを作れば、ふれあい豊かで彩りを感じるくらしに貢献できるはず!」と思い立ち、「Photographer」と「Sharing Economy」を掛け合わせた「ShareGrapher」を始動させた。

写真家の世界感から広がるマッチングサービス

写真家の世界感から広がるマッチングサービス

「ShareGrapher」は、公園・神社・観光地などの「屋外」で、スマホから「気軽」にフォトグラファーを手配し、「自然体」を撮影してもらうサービスの実現に向けて活動をおこなっている。

しかし、「ShareGarapher」が目指すのは単なるクラウドソーシングのマッチングサービスではないと、原井さんは話す。

「自分たちが実現したいサービスは、フォトグラファーの個性・世界観を前面に打ち出し、利用者がフォトグラファーの作品・作風に共感して指名できる仕組みです。利用者だけでなく、共感して指名されたフォトグラファーにも満足してもらえるサービスを目指しています」。

ユーザーの声をサービスに反映していく

ユーザーの声をサービスに反映していく

現在、「ShareGrapher」は実現したいサービスを目指して、プロトタイプを進行している。

清澄白河の呉服屋と共同でおこなった「レンタル着物で下町ぶらり散歩」の撮影サービスでは、利用者からは「かっこいいイメージに仕上がって自分じゃないみたい」、「着物姿と庭園の背景がとってもマッチしていて日本の美が際立っている」との反響をいただいているという。また、フォトグラファーからも「着物で日本庭園を散歩するという非日常なシチュエーションが素晴らしく、世界観を打ち出すことができた」、「利用者の反応を受けて、写真というものは人のために貢献できるものと実感した」などの新たな発見もあったという。

「新しい写真体験」を創り出す

「ShareGrapher」はこのサービスの実現によって、“個性や世界観に共感したフォトグラファーに撮影してもらう”という新しい写真体験を広めていきたいと話す。

「新しい写真体験の広がりによって、時が経っても価値が失われず残り続ける写真を生み出し、写真の素晴らしさを再発見してもらえる機会を創っていきたい」と原井さんは語る。


<May.2017 小出 伸作(WAO事務局)>

PROJECT

ShareGrapher

イメージ1

凸版印刷主催の新規ビジネスコンペティション「HOT BIZ」から生まれたプロジェクトチーム。同じ会社の原井 隆浩(サービスデザイン担当)、錦織 智也(セールスマーケティング担当)、宮林 卓郎(システムエンジニア担当)の3名を中心に結成。
現在は、「ShareGrapher」の活動に賛同いただいたフォトグラファーや企業の方の協力を得てサービス化を目指して活動中。


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