EVENT REPORT

Nov 2016

元ギャルママ雑誌カリスマモデルを“子育てアドバイザー“へと転身させた「育児を取り巻く課題」とは

育児を取り巻く課題を知り、その解決方法のヒントを見つけるため、若くして母となり、モデル業と育児の両立という多忙な日々を過ごす日菜あこさんを迎え、自身の育児についての経験を語っていただいた。

子育てを思い悩んでいた時代

子育てを思い悩んでいた時代

20代の頃はギャルママ雑誌のモデルやテレビで活躍していた日菜さんは現在、「子育てアドバイザー」や「メンタルケアスペシャリスト」の資格を取得し、子育てに悩む母親たちを支える活動をおこなっている。

20歳で第1子を産み、24歳で3児の母となった日菜さん。その後、シングルマザーとなり、自身も育児がうまくいかずに思い悩んでいた母親の一人だったと話す。

「当時は育児を楽しむことなどほど遠く、今とは真逆の心境で育児をしていました。食事にしても、保育園の送り迎えにしてもスムーズにいかずに日々悩んでいました。子どもは大人と違って1回で言うことを理解できません。例えばパソコンで『M・A』と入力すると『ま』と変換されますよね?これを育児に置き換えると20回に1回正しく『ま』と変換されればいい方で、それが育児の実態です。当時はそういったことも理解できずに、私はダメな親だと自分を責めていました」。

ブログがきっかけで同じ悩みを持つ母親が集まりだす

ブログがきっかけで同じ悩みを持つ母親が集まりだす

ブログがきっかけで同じ悩みを持つ母親が集まりだす

当時、モデルとして活躍していた日菜さんのブログは既に同年代のファンを中心に大きな影響力を持っていた。そしてある日、日菜さんが育児の悩みをブログに書き込んだところ、同じ悩みを抱えていた母親からの共感を呼び、大きなうねりが生まれていくことになる。

「育児に対しての悩みをブログに書き込んだら、同じ悩みを持つママたちのコメントが多く集まりました。そうした反響を見て、いままで自分だけが抱えていると思っていた育児の悩みが“私だけじゃないんだ”ということを知ると、救われた気分になりました。そこで、こうした育児の悩みと不安を持つママにとって、同じ想いを共有できる場が必要だと思い『mamaサークル』というコミュニティをつくりました」。

「mamaサークル」では悩みや不安の共有だけでなく、“どうせやるなら、楽しく子育てをやりたい”という想いのもとに、料理コンテストや親子ファッションショーなどのイベントまでも開催。そうした取り組みは多くのメディアからも注目され、いつしか全国から2万人を超える母親が参加する規模まで拡がっていった。

「『mamaサークル』の活動を続けていくと、参加しているママたちの心に変化が起きているのがわかりました。同じ悩みを共有することによって心が救われ、育児に対する悩みが少しずつ解消するようになってきたんです。さらには、そこで出会う子供たち同士も友達となり、その楽しそうな子供たちを見て、ママたちにも笑顔が増えていきました」。

こうした参加者の変化は、日菜さん自らの心境にも変化を与えていったという。

「育児の悩みを持つママたちと接することで、もっと皆を笑顔にするきっかけを与えていきたいと想いが強くなっていきました」

こうした想いを持った日菜さんは、母親たちの心のケアを目的に『メンタルスペシャリスト』の資格を取り、母親たちへ育児の知識を伝えてあげられるように『子育てアドバイザー』の資格も取得することとなる。

また、2011年の東日本大震災のときに日菜さんは、「mamaサークル」のネットワークを活かし、被災地の母親や子どもたちを全国の母親たちが支援する一般社団法人Stand for mothersを立上げた。その後もStand for mothersは「子宮頸ガン啓発活動」や「母親たちの為の学びサロン」、など、母親たちを支援する活動をさらに加速させていった。

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元ギャルママ雑誌カリスマモデルを“子育てアドバイザー“へと転身させた「育児を取り巻く課題」とは

日菜あこ

3児の母親。 元ギャルママ親雑誌カリスマモデル。現在はメンタルスペシャリスト、子育てアドバイザーの資格を活かし、心(こころ)育児研究家として育児に「心」を使う重要性を日々子育てしながら研究中。

日菜あこオフィシャルブログ

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