EVENT REPORT

Jan 2018

自らのスキルを地域に活かす時代

軸足を変えることによって広がる自らの可能性

軸足を変えることによって広がる自らの可能性

軸足を変えることによって広がる自らの可能性

自らのスキルを活かし、地方創生に向けたさまざまなプロジェクトに取り組む土井さん。そんな土井さんは、地方で“求められるスキル”についてこう語る。

「東京で生活をしていると、TOEICのスコアとか、パソコン検定の資格などの技能的なスキルが重要と思いがちなんですが、“求められるスキル”は環境によって変わってくるんですよね。いままで築いてきた仲間や趣味などが、環境によっては技能的なスキル以上に“求められるスキル”になっていきます。こうしたことは、日々働いているなかでは言語化しにくいものですが、環境を地方に変えることによって、自分のスキルを見つけられることもできます」。

土井さん自身も、環境を地方に変えたことによって、“自身のスキルの可能性”に気づかされた一人だという。

「ITのスキルを持つ僕は東京では当たり前の存在でしたが、人口1万人ほどの長島町ではオンリーワンの存在になることができました。そうするとそこに情報や相談が集まってくるので、色んなことを繋いで行動することができます。僕は長島町に軸足を変えてみることによって自分の可能性が広がっていくことを実感しました」。

イベントはその後、参加者からの感想や質疑が交わされ、大盛況のうちに終了した。参加者からは「地方のリアルな取り組みが聞けて刺激的だった」、「当たり前だと思っていた都市での生活に対して、疑問を持つきっかけとなった」、「小さなことでも地域に活かせることがないか考えたい」などの感想が多数寄せられた。


<Jan.2018 小出 伸作(WAO事務局)>

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自らのスキルを地域に活かす時代

土井 隆

鹿児島県長島町地方創生統括監/株式会社コアース代表取締役/慶應義塾大学SFC研究所所員。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、楽天株式会社を経て、株式会社ルクサにてEC事業に従事。2012年、株式会社コアース設立。市民活動を支援するWEBサービスのプロデュースを事業とし、慶應義塾大学SFC研究員として地域社会における教育の研究を行う一方、2017年より鹿児島県長島町の地方創生統括監として地方創生の現場での取り組みを行っている。

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