EVENT REPORT

Apr 2017

「森林と木と人の関係を考える」

日常の中で森林を考える

「私は『石巻・川の上プロジェクト』という、新しいコミュニティの創出プロジェクトに関わっています。東日本大震災で被災した海沿いの400世帯の方々が、内陸にもともとある400世帯分の地域に集団移転するというプロジェクトです。移転先の地域には『沢田山』という里山があります。地域のご年配の方にお話を聞くと昔は“山学校”といって、里山での遊びや体験も一つの学びの場であったと教えてくれます。そこで、地域のコミュニティを考える時に里山(森林)との関係性をもっと考えていきたいと思っています。本来、私たちは森林のことを日常的にもっと語らなければなりません。森林に携わる人々は自分のためでなく、孫、ひ孫の為に働いている。そんな文化・産業が日本に残っているのです。しかしこうした貴重な森林産業がいま、衰退を迎えている。この状況を是非、皆さんもビジネスで得た経験や知識などを活用して、一緒に考えていただけると嬉しいなと思います。私も頑張ります」。

イベント終了後、参加者からは「将来は林業を林業家の人がやっているだけではなく、一般の人が兼業林業家になって、作業と富を配分するなどコスト構造を変える必要があるのではないか?」など活発な意見交換が行われた。

<Apr.2017 植松 直樹(WAO事務局)>

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「森林と木と人の関係を考える」

鳥羽 真

Like Bla Re(ライクブラリー)主宰。(株)八幡ねじにて技術営業職にて大手メーカー担当。退社後、岐阜県立森林文化アカデミー木造建築スタジオ、京都大学院生存圏研究所生活圏構造機能分野研究生、同研究所技術補佐員を経て、設計事務所勤務とコンサルタント事務所に参画、木造建築物の設計や滞在型の農園開発、首都圏での農作物の販売等に従事。2012年11月に独立。現在は中央区の森環境ふれあい村推進協議会協議委員、NPO法人日本橋フレンド理事、任意団体石巻・川の上プロジェクト副運営委員なども歴/在任。

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