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Mar 2017

挑戦の伝播が、世界の未来をつくる

山﨑敦義( 株式会社TBM  代表取締役 )

そうした考えは、事業を進めるにあたってのチームづくりにも影響はしていますか。

そうした考えは、事業を進めるにあたってのチームづくりにも影響はしていますか。

(山﨑氏)もちろんです。チームづくりについては色んな要素がありますが、やはり、「謙虚」・「感謝」・「責任感」といったことは大事にしています。

それと私たちの会社は、「最強で最高のチームづくり」を目指しています。“最強のチーム”とは、目標を達成し続けるスキルやナレッジ、仕事に対する姿勢を持つ仲間のことであり、“最高のチーム”とは、感動し合える仲間のことを意味します。

私は、チームづくりの究極は感動し合えるチームかどうかだと思っています。そのためにはチーム一丸で同じ目標やビジョンに向かって挑戦し、そのストーリーを共有し合えることがチームづくりには大事になっていきます。

自らの挑戦を伝播させる

日本だけでなく、世界からも注目されている「LIMEX」ですが、事業をスケールさせていくために大事にしていることを教えてください。

(山﨑氏)時間は有限なので、事業のスピードを高めていくためには、自社だけでなく色んな専門分野の会社と一緒になって「LIMEX」という素材を広めていかなければなりません。

この素材を広めることで世界に与えるポジティブなインパクトを理解していただき、当たり前の素材として使われる未来を一緒に目指していきたいと思ってもらえるよう、私たち自身が挑戦し続けていく姿勢を見せることが大事だと思っています。

日本だけでなく、世界からも注目されている「LIMEX」ですが、事業をスケールさせていくために大事にしていることを教えてください。

(山﨑氏)時間は有限なので、事業のスピードを高めていくためには、自社だけでなく色んな専門分野の会社と一緒になって「LIMEX」という素材を広めていかなければなりません。

この素材を広めることで世界に与えるポジティブなインパクトを理解していただき、当たり前の素材として使われる未来を一緒に目指していきたいと思ってもらえるよう、私たち自身が挑戦し続けていく姿勢を見せることが大事だと思っています。

ADVISE

新事業創出に向けた山﨑さんからのメッセージ

自分に足りないことを知るには、まずはコミットメントから

挑戦の伝播が、世界の未来をつくる
挑戦の伝播が、世界の未来をつくる

山﨑さんは新たな事業を起こすときに重要なことは、「いつまでに、なにを成し遂げたいか明確にコミットメントしていくこと」だと話す。

「まずは自分のなかで、いつまでに、なにを成し遂げたいのか具体的にすることで、自分に足りないことが自ずと明確になっていきます。自分に足りないことを明確にしていくことは、可能性をカタチにしていくために重要なことです」。

そして、目標を成し遂げるためには、ありとあらゆる方々からの知恵と力を借りて、その期待を裏切らない気持ちを持つことが大事だと山﨑さんはいう。

「全て自分でおこなっていくことには限界があります。世の中には、自分に足りないことを経験している先輩たちがいます。そうした方々を頼り、謙虚に感謝の気持ちを伝えていくことが大事です。そしてなによりも、一つずつやり遂げたとき、ご一緒していただいた方々に喜んでもらえる。それが次の挑戦に向かっていくガソリンとなっていきます」。

<Mar.2017 小出 伸作(WAO事務局)>

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PROFILE

山﨑敦義(株式会社TBM  代表取締役)

1973 年生まれ。20 歳で中古車販売業を起業後、複数の事業起ち上げを行う。2011 年に株式会社 TBM を設立し石灰石からつくる革新的新素材『LIMEX(ライメックス)』を開発。現、株式会社 TBM 代表取締役社長。TBM は Times Bridge Management の略で、同社の理念である「時代の懸け橋となる企業」を表している。Japan Venture Awards2016「東日本大震災復興賞」受賞。2016年、米国アクセレーター Plug and Play 「世の中に最も社会的影響を与える企業-ソーシャルインパクトアワード」を受賞。テレビ東京系列「日経スペシャル カンブリア宮殿」500回記念番組に出演。


株式会社TBM(https://tb-m.com/)

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